韓国・光州の女子高生殺害事件、防犯カメラのない夜道で待ち伏せか

【05月09日 KOREA WAVE】韓国で子どもの日の5日、女子高生を殺害した20代男について、計画犯罪をうかがわせる状況が明らかになっている。 光山警察署によると、殺人と殺人未遂の疑いが持たれているチャン容疑者(24)は5日の犯行当時、道を歩いていた女子高生(17)を見つけ、車で先回りした後、待ち伏せして犯行に及んだとされる。 現場の道路は片側3車線の道路に接しており、近くに大学と高校があるものの、周辺に商店がなく人通りは多くない。普段から安全上の理由で、住民から防犯カメラ設置を求める声が出ていた場所でもある。 特に防犯カメラは現場から200メートル離れた場所にあり、鮮明に識別できる範囲は約100メートルに過ぎない。 警察は、犯行現場から車で5〜10分の距離に住んでいたチャン容疑者が、この地域の地理に詳しかった可能性も調べている。 携帯電話2台を使っていたチャン容疑者は、このうち1台を犯行前にあらかじめ電源を切っており、もう1台は河川に捨てた。警察は現在、チャン容疑者が捨てた所持品とともに携帯電話の捜索を進めている一方、所持していた携帯電話についてはデジタルフォレンジックを依頼した。 ただ、警察は携帯電話の電源を切った時点が、犯行直前の時間帯ではないと説明している。 また、チャン容疑者は犯行の2日前から、事前に購入していた刃物を持って通りを徘徊していたことが分かった。刃物は、犯行に使った後に排水路に捨てた1本と、検挙当時にかばんに入れていた包装も開けていない1本の計2本だった。 チャン容疑者は無人コインランドリーに立ち寄り、血の付いた自分の服を洗濯していた。当時、洗濯を待ちながら店の外で横になったり、たばこを吸ったりするなど、平然とした様子も見せていたとされる。 当初、チャン容疑者は「生きるのがつまらなく、自殺を考えていたところ衝動が起きて犯行に及んだ」として偶発的な犯行を主張していた。しかし、周到な行動が確認されていることから、警察は計画犯罪の可能性が高いとみている。 宅配物を受け取るため自身の住居に立ち寄ったところを警察に緊急逮捕された点も、偶発的な犯行とは見なしにくいというのが警察の立場だ。 被害女子生徒の1次解剖の口頭所見では、死因は首の刺し傷と伝えられている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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