磐越道バス事故 バスに現金入り封筒(福島県)

21人が死傷した磐越道のバス事故で、きょうも新たな動きがありました。 【高橋健太記者リポ】 「午後4時半頃です。今マイクロバスと運転手を手配したバス会社に運輸局の監査が入っているとみられます。 午後4時ごろ、北陸信越運輸局が運行実態の解明に向け新潟県の蒲原鉄道に監査に入りました。 5月6日、郡山市熱海町の磐越道で、マイクロバスがガードレールなどに衝突して、新潟県の北越高校の稲垣尋斗さん(17)が死亡し、生徒ら20人が重軽傷を負いました。 この事故ではバスや運転手の手配をめぐって、北越高校とバス会社の間で主張が食い違っています。 そうした中、北越高校は、10日夜に二度目の会見を開きました。 【きのう高校会見ソフトテニス部の顧問】 「私としては蒲原鉄道にバスの運行を依頼したとの認識であり、バスは蒲原鉄道のバス運転手は蒲原鉄道の運転手であると認識していました」 高校は10日の会見で蒲原鉄道の「予算を抑えたいという学校側にレンタカーの手配を求められた」という説明を改めて否定。 そして、事故を起こしたバスの中に現金が入った封筒があったことを明かしました。 【10日の会見・北越高校灰野正宏校長】 「これは事故現場に散乱した部員の持ち物を回収して学校に戻った際、あるかばんの中に人数・行き先を記した蒲原鉄道名のメモでありますとか、あるいは蒲原鉄道の担当者から運転手に渡されたと思われる手当の封筒などであります。 封筒には「手当・高速・ガソリン」と書かれていたということです。 【10日の会見・北越高校灰野正宏校長】 「いくらぐらい入っていたものかっていうのは分かりますか」 校長「3万3千円です」 警察によりますと、この事故で逮捕された若山哲夫容疑者(68)は、客を乗せて運転するのに必要な2種免許を持っていませんでした。 警察は、無許可で営業運行をしていなかったか道路運送法違反の疑いも視野に捜査を進めています。 一方、捜査関係者への取材で、若山容疑者はこの数カ月の間に複数回の事故を起こしていたことが分かりました。 そして、若山容疑者が暮らす住宅には・・・ 【高橋健太記者声】 「若山容疑者の自宅です。家の前には車が1台停まっていて、右のタイヤやミラーの部分は壊れているようにも見えます。 修理を請け負った会社の関係者によると、若山容疑者はバスの事故を起こす前、1週間ほどの間に3回事故を起こしていたということです。 捜査関係者によりますと、マイクロバスに乗っていた一部の生徒が、「運転が荒かった」と話していることも新たに分かりましたが、若山容疑者は「体調と運転に不安はなかった」と供述しています。 また、「速度を出しすぎてぶつかった」などと供述していて、 警察は若山容疑者がガードレールに気付くのが遅れて事故を起こしたとみて、捜査を続けています。

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