現場に急行する警察官、顔隠し歩く少年発見し確保 共犯者の行方追う

栃木県上三川(かみのかわ)町上神主の住宅に複数の人物が押し入り3人が殺傷された事件で、県警は14日、神奈川県相模原市の自称高校生の少年(16)を強盗殺人容疑で逮捕し、発表した。現場に急行中の捜査員が、手で顔を隠すようにして歩く少年を発見し、身柄を確保したという。県警が共犯者の行方を追っている。 県警組織犯罪対策1課によると、少年は他の者と共謀し、14日午前9時23~28分ごろ、住宅に侵入して金品を物色し、この家に住む会社役員の富山英子さん(69)を凶器で突き刺して死亡させた疑いがある。 県警は認否を明らかにしていない。被害者を殺害する行為をしたのがこの少年かどうかはわかっていないという。 県警によると、容疑者らが侵入した当時、この家には被害者夫婦が在宅していた。英子さんの悲鳴を聞いた夫が、近くで農作業をしていた次男に電話で助けを求めた。 次男は一緒にいた長男とともに家に駆け付け、容疑者らと格闘になった。長男は右腕などを骨折。次男は頭部などを骨折したという。英子さんは胸などを刺されて死亡した。 容疑者らが逃走したあと、長男が「強盗です。家族がバールで殴られた。犯人は駆け足で逃げた」と110番通報。 これを受けて事件現場に急行中の警察官が午前9時57分ごろ、手で顔を隠すようにして現場方向から歩いてくる少年を発見。職務質問して身柄を確保し、夜になって強盗殺人容疑で逮捕した。

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