ヨーロッパの北中米W杯担当審判員が逮捕、不起訴処分も招集リストから除外へ

北中米ワールドカップのVAR担当に選出されていたロブ・ディペリンク氏(オランダ)が招集リストから外されたようだ。オランダ『NOS』が15日、『テレグラフ』の報道をもとに伝えている。 現地報道によると、ディペリンク氏は4月9日に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のクリスタル・パレス対フィオレンティーナでVARを担当した直後、未成年の男子に対する性的暴行など3つの容疑などでロンドン警察に逮捕されたという。もっとも捜査の結果、証拠不十分などで不起訴になったようだ。 この事件をめぐっては英メディア『ザ・サン』が4月下旬、W杯を担当予定のUEFA審判員がイギリスでの試合を担当した後に逮捕されたと報じていた。報道では17歳の男子が望んでいない形で身体的接触を受けたこと、ホテルで部屋に連れ込もうとされたことが伝えられていた。 すでに捜査は終了しており、オランダサッカー協会(KNVB)は国内大会で引き続きディペリンク氏の審判割り当てを続けていく方針。「イギリス警察が捜査を行った結果、不起訴処分となっている。ディペリンク氏は当初から全面的に協力してKNVBに事実関係を明らかにした。入手可能なすべての情報に基づき、国内大会の試合で彼を任命しない理由はないと判断した」と説明した。 その一方、国際サッカー連盟(FIFA)は同氏を北中米W杯担当審判員リストから削除することを決定した模様。ディペリンク氏はオランダメディアに対して「不当な告発を受けたことは非常に悲しい」と伝えて、「嫌疑は晴らされ、警察による適切かつ徹底的な捜査を経て2週間以内に事件は不起訴となった。KNVBから受けた支援とこの件に対処した姿勢には感謝している。FIFAが私のW杯担当を取りやめる決定を下したことは残念であり、当然ながら失望している」とコメントしている。

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