「大阪府警の金本」から電話…「マネーロンダリング事件を知っているか」出雲市の男性が150万円の詐欺被害

25日、島根県警出雲警察署は、出雲市の男性が大阪府警の警察官を名乗る男らに150万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表しました。 出雲警察署によりますと、12月13日被害にあった男性の携帯電話に大阪府警の金本」を名乗る男から電話があり、「マネーロンダリング事件を知っているか」と具体的な事件を告げられた上、男性名義の通帳が逮捕者の持ち物から出てきて、男性が事件に加担していないか調べる必要があるので、大阪府警まで来るよう言われ、SNSアプリにIDを追加するよう指示されました。 SNSアプリのビデオ通話で男とやりとりする中で、警察手帳のようなものを見せられたり、逮捕状の画像が送られてきたことから、男性は本物の警察官だと信用し、自分の個人情報や口座情報などを伝えました。 そして、大阪府警に通帳を持ってくれば調べるが、資金を機関に振り込みして調べてもらうことができると言われ、男らの指示に従い、指定された口座に150万円を振り込み、だまし取られました。 警察は、警察などが「逮捕されたくなければ、お金を振り込むように」などと指示することはないとして、最寄りの警察署や交番などに相談するよう注意を呼び掛けています。

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