神奈川県立学校の教員らが現場の課題について情報共有や研修を行う「県立学校児童・生徒指導担当者会議」が22日、藤沢市内で開かれた。県教育委員会の担当者は、県内在住の16歳の少年4人が強盗殺人容疑で逮捕された事件に触れ、「闇バイト」に生徒が加担するのを防ぐために注意喚起をするよう呼びかけた。 会議は年3回実施される。今回は県立高や特別支援学校の生徒指導担当の教員ら約180人が出席した。 事件は栃木県上三川(かみのかわ)町で14日に起き、相模原市と川崎市の高校生4人が実行役を担ったとされる。県教委の粟野成広・学校支援課長は会議冒頭、この高校生らが闇バイトを引き受けた可能性があることに関して「誠に遺憾で、重く受け止めている」と述べた。 粟野課長は、言動や所持品が以前と変わった様子の生徒がいれば「ちゅうちょなく声をかけて、話を聞いてあげてほしい」と強調。闇バイトの実態を伝える警察庁の資料などを参照しながら「組織的な対応につなげてほしい」と訴えた。 会議では他に、県警少年育成課の担当者らが登壇する講演や、いじめ問題などに関する教員間の意見交換もあった。【矢野大輝】