福井県福井市の70代女性から現金4千万円余りをだまし取ったなどとして、福井県警福井南署と県警組織犯罪対策課は5月21日、詐欺と詐欺未遂の疑いでマレーシア国籍の住所不定無職の男(19)を逮捕したと発表した。同署によると、「受け取ったのが金だと分かっていたが、仕事として指示役からの指示で受け取り、運んだだけ」と容疑を否認している。 逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀して3月2日から同30日までの間、投資に関するLINE(ライン)グループに参加していた女性に「当選による収益は2億9100万円になる」「まずは信用ローンを返済してから出金手続きを行う」「2500万円の借り入れを申請できる」「利益に基づき3500万円以上の税金を支払う必要がある」などとうそのメッセージを送り、3回にわたり計4020万円をだまし取った疑い。 また、「2千万円の融資が難しい。1300万円用意できたので、700万円を何とかしてほしい」などとうそのメッセージを送り、30日に現金700万円をだまし取ろうとした疑い。 福井南署によると、女性は福井市内の駐車場に止めた車内で現金を渡していた。3月28日、女性が家族から促されて同署に相談し、だまされたふりをして捜査に協力。県警は同30日に詐欺未遂容疑で現行犯逮捕し、5月11日までに計3回逮捕した。男は受け子とみられる。