逮捕より支援を…相次ぐ“医療的ケア児”放置 脳性麻痺の子を育てる当事者「明日は我が身」親の孤独や苦悩とは

兵庫県で起きた2つの事件が波紋を広げている。ひとつ目は、去年1月に起きた30代の母親による保護責任者遺棄致死事件。寝たきりで気道確保のために、たんの吸引などが必要だった娘を1人で家に残し、17時間にわたり外出。結果として窒息死させたとして逮捕された。 もうひとつが、30代の母親による保護責任者遺棄致傷事件で、障害のある息子が“床ずれ”になっているのを放置して、重症化させたとして逮捕された。 ふたつの事件に共通するのは、“医療的ケア児”だ。たんの吸引や経管栄養など、生きるために日常的なケアを必要とする子どもたちのことを指すが、家族には大きな負担がかかるのが現状だ。『ABEMA Prime』では、医療的ケア児と親のサポートについて考えた。

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