巨人・橋上監督代行「本当に集中していた」「最後まで諦めなかった」阿部前監督辞任で初指揮、白星ならずも選手の姿勢振り返る

◇26日 セ・パ交流戦 巨人3―8ソフトバンク(東京ドーム) 参謀役から急きょ、伝統の巨人軍を指揮する立場になった。長女(18)への暴行容疑で25日に現行犯逮捕され、26日に辞任した阿部慎之助前監督(47)に代わって、橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)が監督代行に就任。その初戦、ソフトバンクに敗れた一戦について「選手の表情やベンチの声の限りでは、本当に集中していた」と振り返った。 泉口を出場35試合目で今季初めて1番に。前カードの阪神戦から内容が良くなったと評価し、「1番に適任」と期待を込めた。阿部監督の路線を踏襲しつつ、橋上カラーも少しだけ打ち出した。 初采配は定位置のベンチ右隅で振った。本来は三塁コーチャーの川相ディフェンスチーフコーチをベンチに残し「私の役職をお願いした」。自身は指揮官として忙しく情報をやりとり。「貧乏性なんで動きたい。どっしり座ることは多分ない」と決意を口にした。 現実は甘くない。移籍後初白星を狙った先発の則本が4イニング7失点。それでも打線は5回に1点を返し、8回にもダルベック、大城、キャベッジの3連打と代打・坂本の中犠飛で2得点。「最後まで諦めなかった」。試合前に訓示した「全力を尽くす」という姿勢を見せ、一矢報いた。 橋上監督代行は、阿部監督と同じ千葉出身。東京・安田学園高の先輩後輩でもある。現役時代はヤクルトで野村克也監督のID野球の薫陶を受け、日本ハム、阪神と渡り歩いた。 引退後は楽天を皮切りに巨人や西武、ヤクルトのコーチなどを歴任した。昨季、巨人に復帰。異常事態に揺れる中、現役時代に巨人のユニホームに袖を通していない外部出身が、初めてチームを指揮することになった。

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