【栃木強盗殺人】なぜ絶対に割に合わない「闇バイト」をする若者がいるのか? 「ケーキの切れない非行少年」が狙われる危険性

栃木県上三川町の民家に住む69歳の女性が殺害された強盗殺人事件は、すでに指示役、実行役が逮捕されている。16歳の少年4人と20代の夫婦。いわゆる「闇バイト」関連の事件だということも判明している。 犯罪は割に合うものではない。闇バイトの類は特に実行役は使い捨てになるだけで、関わってはいけない――とっくに常識になっているはずなのに、ひっかかる若者は後を絶たない。今回の事件に至っては、犯行計画のあまりのずさんさは、容疑者らの「常識」が致命的に欠如していることを示している。 むろん彼らが幼かったり、思慮が足りなかったりすることは何ら免罪の材料とはならない。厳罰が望まれるのは当然だろう。 一方で社会が考えるべきテーマの一つは、こうした犯罪の発生率をいかに低下させるかということだろう。 残念ながら「犯罪をしてはいけない」「犯罪は割に合わない」「犯罪は人を傷つける」「犯罪は自分のためにならない」といったことをきちんと理解できない人は一定数いる。その中には、認知機能に問題を持つ人が多く含まれていることを著書『ケーキの切れない非行少年』で示したのが、宮口幸治氏(立命館大学産業社会学部教授)だ。彼らはどういう特徴があるのか。改善の手はあるのか。宮口氏のインタビューをご紹介しよう。 (2019年10月30日配信の記事・インタビューを再構成しました) ***

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