「大型ミドルブロッカー(205cm)で期待大きかったが…」「チームメイトとパチンコ」「入手経路は…」バレー日本代表を逮捕 大麻所持か 協会が会見

日本バレーボール協会は28日、男子日本代表登録メンバーの佐藤駿一郎容疑者が大麻所持の容疑で逮捕されたことを受け、都内で記者会見を開いた。協会は佐藤容疑者の今年の代表登録を即座に抹消したことを明かし、「個人のこととはいえ、やはり代表からこういうことが出てしまったということは全体として受け止めている」と反省を口にした。 協会が警察から受けた説明によると、逮捕のきっかけは佐藤容疑者の意外な「落とし物」だったという。佐藤容疑者が外出した際に落とし物をし、それが警察に届けられた。落とし物の中に本人の身分が分かるものがあったため、佐藤容疑者が警察署に引き取りに出向いたところ所持品検査が行われ、該当の薬物が発見されたという経緯が明かされた。薬物の入手経路について、協会は直接本人から聞いたわけではないとしつつも「知り合いから手に入れたというような情報を警察から聞いている」と説明した。佐藤容疑者本人は「本当に大変ご迷惑をかけました」と反省の言葉を口にしており、容疑を否認するような言動はないという。 また、逮捕前日の行動についても詳細が語られた。佐藤容疑者は前日、同じ日本代表のチームメイト数名とパチンコ店を訪れていた。その後、一時的にはナショナルトレーニングセンター(NTC)へ帰宅していたという。大麻が所持品の中から見つかったことから、協会は「普通にルートをたどっていくと、NTCに入って外出しているので、そういう意味では『持ち込まれた』と推測される」との見解を示した。なお、行動を共にしていたチームメイトの選手らが捜査対象になっているかについては、「捜査内容に関係するため、内容については控えさせていただく」とするにとどめ、警察の捜査に全面協力する姿勢を強調した。 佐藤容疑者は将来を嘱望されていた選手だった。今回の件について監督の反応を問われると、協会は「大型のミドルブロッカー(205cm)ということで期待することは大きかった。けれども、やはりこのようなことになった場合については代表の選手としてはふさわしくないということで、互いに認識している」と明かした。今後の佐藤容疑者への懲罰に関しては、警察の捜査が進み結果が出てからコンプライアンス委員会に諮り、その判断をもとに処分を決定していく方針だ。 協会は、他の選手たちに疑惑の目が向けられるなどの影響を懸念し、速やかに対応を進めている。会見に先立ち、すでに他の代表選手らの所持品確認を終えているほか、今後は早急に尿検査を実施する予定であるという。協会は「潔白を証明し、公表して、何もないということでリスタートすることが大事だ。選手たちも理解してくれているので、できる限り早く行っていいスタートを切りたい」と決意を述べた。これまでもコンプライアンス研修などを実施してきたというが、「今回このようなことが起きてしまった。今後はさらに内容も含めて検証し、強化を改めてしなければいけない」と、代表体制の緊密な引き締めを誓った。 (ABEMA NEWS)

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