バレーボール元男子日本代表の佐藤駿一郎容疑者が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された件を受け、日本代表の主将・石川祐希とロラン・ティリ監督が胸中を明かした。 佐藤容疑者が逮捕された5月27日は宣材写真の撮影日。写真を撮り終えると、チームメート数人でパチンコ店に訪れた。その際にバッグを店内に忘れ、その後の確認作業で大麻の所持が判明。名古屋で知人から大麻を受け取ったと証言している。 日本バレーボール協会は4日、石川とティリ監督のコメントを発表。関係者によると、すでにチームは練習を再開しており、間近に控えるネーションズリーグに向けて調整を進めている。 ◇石川とティリ監督のコメントは以下の通り 石川祐希 日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生し、キャプテンとして非常に重く受け止めております。私たち選手一同、この事実を重く受け止め、日本代表としての責任と自覚を改めて胸に刻み、強化活動をさせていただきます。今シーズンは2026男子アジア選手権大会で優勝し、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得するという目標へ、謙虚に向き合わなければなりません。今シーズンはアジア選手権で優勝すること、そしてもう一度みなさんに応援していただけるチームを改めて作っていきます。決して簡単な道のりではありませんが、チーム全員で目標達成に向けて日々の練習から全力で取り組み、みなさんの前で出場権を獲得する姿をお見せしたいと思います。ネーションズリーグの第3週とアジア選手権は日本開催なので、たくさんの方のご声援を力に共に勝利できることを楽しみにしています。 ロラン・ティリ監督 まず初めに、このたび日本代表チームの関係者が逮捕される事案が発生したことは誠に遺憾です。我々は代表活動でファンのみなさまにご理解をいただけるように強化の歩みを進めて参ります。今シーズンは非常に過密なスケジュールとなりますが、最大の目標は、ロサンゼルス2028オリンピック出場権獲得へ繋がる2026男子アジア選手権大会で優勝し、金メダルを獲得することです。アジア選手権をこの夏の日本代表にとって最も重要な大会として位置づけています。また、ネーションズリーグは世界ランキングを維持、向上させる上で非常に重要な大会であり、アジア選手権へ向けた準備の場としても大きな意味を持っています。ネーションズリーグでは表彰台を目標に戦います。さらに、夏の締めくくりとなる第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)でも、最高のチームで金メダル獲得を目指します。今年は年齢ではなく、パフォーマンスを最も重要な基準として選考を行いました。安定感と突出した力を兼ね備えた選手たちとともに、この夏の挑戦に全力で臨みます。