北海道江別市で男子大学生が集団暴行をうけ死亡した事件の裁判で、当時18歳だった滝沢被告は「俺ってそんなに悪いかなと思っていた」と逮捕直後の心境について話しました。 (滝沢被告)「(逮捕された直後)俺ってそんなに悪いかな?と思ってました。(暴力は)片手で数え切れるくらいしかやってないし。他の人は両手両足で済まない」 (弁護士)「いまは?」 (滝沢被告)「いまは悪いと思います」 弁護士からの質問に飄々と答えた滝沢被告。 強盗致死などの罪に問われているのは、滝沢海裕被告と川村葉音被告、少年の3人です。 滝沢被告らは2024年10月、江別市の公園で長谷知哉さんと交際していた八木原亜麻被告らと共謀し、長谷さんに暴行を加えて死亡させたうえ、現金やカードを奪うなどしたとされています。 3人の裁判は札幌地裁が「強盗致死罪が成立する」という判断を示し、現在、情状や量刑について分離して審理が進められています。 6月10日は滝沢被告の審理で、被告人質問が行われました。 (滝沢被告)「被害者さんにはこの先の人生と命すべてを奪ってしまい、消えることのない傷を負わせ、本当に申し訳ありませんでした」 立ち上がることなく、座ったまま遺族に向けて謝罪をした滝沢被告。 検察から犯行を止められなかった理由について問われるとー (滝沢被告)「自分が共犯者たちに嫌われたくない、安心したいという気持ちを優先した」 検察は「『ウケる』などと被害者を嘲笑し暴行を促進した」「全裸にさせた被害者の身体にタバコの火を押し当てるなど悪質な暴行に及んでいる」「比較的若年であっても酌量の余地はない」と指摘。 一方、弁護側は「学生時代の対人関係のつまずきの経験から周囲に流されやすい性格だった」「反省を深め更生に向けて歩もうとしている」などとして情状酌量を求めました。 11日は滝沢被告に対する検察側の求刑が予定されています。 ※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。