W杯ドイツ戦の審判が人種差別ジェスチャーか「白人至上主義」ホワイトパワー意味の手動作が物議

FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会で、中継画面に映った審判の「白人至上主義」のしぐさとみられる手の動作が物議を醸している。14日に米ヒューストン・スタジアムで行われたドイツ-キュラソー戦で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を担当したショーン・エバンス氏の右手のジェスチャーが問題となった。 米メディア「ジ・アスレチック」によると、同審判が「人種差別」の1つである白人至上主義を象徴する手の動きをしたとして非難されている。 「同審判は17年にFIFAの審判となり、22年W杯カタール大会でもVAR審判に選ばれていた」と紹介されている上で「彼は試合前の審判を紹介する場面のVAR室で、親指と人さし指を合わせ、残りの指を伸ばす動作をした」と指摘した。 「これは、一般的にOKサインと認識される手の動作。しかし最近では、このジェスチャーが白人(White)を象徴するWと、権力(Power)を意味するPを形象化し、白人至上主義を象徴する意味で使われている」と説明している。 また、同メディアは「この手の動きは、オーストラリア出身の白人至上主義者ブレントン・タラントが19年にニュージーランドで51人を殺害した容疑で逮捕され、法廷に出廷した時点から始まった。現在、議論の的となっているエバンス審判もオーストラリア国籍であるため波紋はさらに大きくなっている」と伝えた。 英メディア「テレグラフ」は「FIFAがこの点を認識し、調査に着手するだろう」と報じた。韓国のサッカー専門メディア「ベストイレブン」も「サッカー界の不平等解消を目指す団体『フェア・ネットワーク』は、当該シーンが起きた後の2試合で、VAR室を紹介する画面が消えていた点に注目した」と続いている。 このようなジェスチャー論争は24年パリ五輪(オリンピック)でも起きた。当時、女子スケートボード決勝でも関係者が同様の行為を行い、問題となった。契約社員であることが判明した男性が2度にわたり、その手ぶりをした映像が中継画面に映って資格が剥奪されていた。

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