レンタルスペースに侵入し、備品のゲーム機などを盗んだとして、大阪府警は8日、無職の男(24)=住所不定、窃盗罪などで起訴=と、建設作業員の男(27)=同=を窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕・送検し、捜査を終えたと発表した。 無職の男は「レンタルスペースで寝泊まりしたことがあり、お金になるものがあることを知っていた」と話し、容疑を認めているという。建設作業員の男は黙秘しているという。 捜査3課によると、2人は共謀し、4月18日午後、大阪市内のレンタルスペースに侵入し、備え付けられているゲーム機やゲームソフト、プロジェクターなど計約27万円相当を盗んだ疑いがある。 府警は、無職の男については、他に3~4月に大阪や兵庫で起きた23件への関与を裏付けたとしている。被害額は計約184万円にのぼり、被害品はゲームの買い取り店で売却されていたという。(宮坂知樹)