複数グループ運営、オーナーか 逮捕の主導役男 カンボジア拠点詐欺

カンボジア北西部の町ポイペトを拠点とした特殊詐欺事件で、主導役として組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の疑いで逮捕された自称会社役員佐々木裕介容疑者(38)が、同国内外の拠点で複数の詐欺グループを運営していたとみられることが17日、愛知県警への取材で分かった。 拠点は東南アジアなどの複数国にあるとされ、佐々木容疑者は各拠点に出資する「オーナー」だったという。県警は暴力団とのつながりもあるとみて調べている。 組織犯罪特別捜査課によると、佐々木容疑者の関与は、これまでに逮捕したポイペト拠点の日本人かけ子29人、中国人の指示役夫婦らの取り調べなどで判明。かけ子からは「A先生」と呼ばれていたという。 ポイペトでは少なくとも約8カ月間にわたり、建物使用料などを出資。中国人や台湾人の指示役に目標額など運営方針を指導し、日本人のかけ子を手配することもあった。得ていた報酬は詐取金の30~40%で、月額1億円以上だったとみられる。

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