領収書の写し富岡町に 容疑の69歳男、委託企業だまし取得か 復興補助金不正

福島県富岡町の復興補助金の余剰金138万円の返還を不正に免れた事件で、有印私文書偽造、同行使、詐欺の疑いで逮捕された福島市永井川字古寺、NPO法人「元気になろう福島」代表理事の男(69)が、町内の企業をだまして得た領収書の写しを町に提出していたことが18日、関係者への取材で分かった。 同法人は補助金で町内のツツジ再生事業を行っており、同社に植栽を委託していた。 関係者によると、男は町に提出する完了報告書を急いで作成することを理由に、同社に「すぐに後で代金を支払う」と説明して代金を支払う前に領収書の提出を求めた。同社は領収書の原本ではなく写しを渡した。この領収書の写しが町に提出された。 双葉署によると、男は2024年度の補助金で、町に返還しなければならない余剰金について、領収書を偽造するなどして返還せず、不法に自らの利益にしていたという。町の事前の聞き取りに対し、男は借金返済や他事業の支払いに充てたと説明している。同社への代金は今も未払いとなっている。 同署は18日、男を送検した。

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