【速報】遺族「無罪判決に向けてさらに頑張っていく」 42年前の日野町事件 再審協議で検察側が有罪立証『断念』方針

1984年に滋賀・日野町で起きた強盗殺人事件をめぐる再審(やり直しの裁判)について、19日、裁判所・検察・弁護団による第3回三者協議が行われ、検察側が裁判で有罪立証を「断念」する方針であることがわかりました。弁護団が会見で明らかにしました。 1984年、滋賀・日野町の酒店で、経営者の女性が殺害され金庫が奪われた、いわゆる「日野町事件」では、常連客だった阪原弘さんが強盗殺人の罪で無期懲役が確定し、服役中に病死しました。遺族らは再審(裁判のやり直し)を求め続け、今年2月、最高裁が再審開始を認めました。再審を前に19日、裁判所・検察・弁護団による三者協議の3回目が大津地裁で開かれ、検察側が再審で有罪を立証しない方針であることを明らかにしました。 三者協議の後、弁護団と遺族らが会見し、阪原さんの長男・弘次さんは「検察が有罪立証するのではないかという心持ちで、きょうの三者協議に望みました。検察官が有罪立証しないということでほっといたしましたし、これでやっと再審公判始まって、無罪判決を早期に受け取れるのではないかという思いです。母も喜んでいることと思います。無罪判決に向けてさらに頑張っていけるのではないかと思っています。」と、報道陣に対し和らいだ表情でコメントしました。 一方検察側は、最高裁の決定を「重く受け止める」とし、「本件に関する一切の記録を改めて慎重に精査・検討した結果、有罪の立証は行わず、有罪立証のための新たな立証も行わないことにした。今後、再審公判が迅速かつ適切に行われるよう尽力したい」などとするコメントを発表しました。

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