警察犬になって約1年、出動3回目のシェパードがお手柄をあげた。8歳オスの「ジョン3号」は、においを頼りに雑木林に隠れていた容疑者を見つけ、逮捕につなげた。その功績がたたえられ、18日には青森県警七戸署から感謝状と「ご褒美」が贈られた。 「お役にたててうれしいです」 ジョン3号が生まれた時から育て、一緒に感謝状を贈られた嘱託警察犬指導手の小山田松男さん(73)は誇らしげに語った。 事件が起きたのは2日午前9時ごろ。七戸町内の倉庫に侵入していた男が逃走した。出動要請を受けた小山田さんとジョン3号が現場に到着したのは午後1時ごろ。七戸署の木村智署長は「時間がだいぶ経ってにおいが飛んでしまっているだろうし、犯人も近くにいないだろうし、(容疑者発見は)難しいと思っていた」と語る。 ジョン3号は、木村署長いわく「犯人に由来する可能性の大きいもの」のにおいをかぎ、足どりを追った。そして2時間後、現場から80メートルほど離れた雑木林に向かって走り出した。そこには、かがんで隠れていた容疑者がいた。