〈《初公判》“旭川17歳女子高生殺人”内田梨瑚被告(23)が留置先で見せた「まるで反省していない様子」〈舎弟は「梨瑚さんの調書はデタラメ」「全部作り話」〉〉 から続く 2024年4月、北海道旭川市で17歳の女子高生(当時)が、高さ10メートルの橋から転落させられ殺害された事件。 6月22日、旭川地裁は主犯格の内田梨瑚(りこ)被告(23)に対し、求刑通り懲役27年の判決を言い渡した。公判では内田が殺人罪を否認する一方、“舎弟”の小西優花受刑者(懲役23年の判決を控訴せず服役中)が証人尋問で、内田が被害者の「肩甲骨のあたりを押した」と内田の殺害行為を証言したことも注目された。 内田と小西の証言の対立は、新たに明るみに出たものではない。小西は事件を起こした2024年の12月に、内田を止められなかった後悔を手紙に綴っていた。その内容を報じた記事を再公開する。(初出:「文春オンライン」2024年12月24日配信。年齢、肩書は当時のまま) ◇ ◇ ◇ 北海道旭川市で起きた17歳女子高生殺害事件の発生から、約8ヶ月。主犯格とされる内田梨瑚被告(22)=殺人罪などで起訴=が道警の警部補と不倫関係にあったことなどが報じられる一方、事件の真相は裁判を待つのみだったはずが……。可愛がっていた「舎弟」の告白によって、再び動きを見せ始めたのだった。 12月下旬の同市は、夜明け前に寒さのピークを迎え、マイナス15度を記録する。日中も道路の中央線は雪で隠れ、路肩には約2メートルの雪が積まれており、スリップしないようハンドルを握る手にも力が入る。そんな豪雪地帯の市街地から、4キロほど離れた住宅街。この地に住む70代男性に話を聞くと、沈鬱な表情を浮かべながら口を開いた。 「雪が降ると、お兄ちゃんと一緒に庭先へ出て、雪だるまやかまくらを作って遊んでいたのを覚えています。近くを通りがかると『こんにちは!』と元気な声であいさつもしてくれた。近所に住んでいたかわいい女の子が、こんな恐ろしいことに手を染めていたなんて……」 “かわいい女の子”とは、4月に同市の景勝地「神居古潭」にかかる高さ10メートルの橋から、留萌市の女子高生、村山月さん(当時17歳)を突き落とし殺害したなどとして逮捕・起訴された内田被告のことだ。