愛媛県松山市の病院の口座から現金3000万円を不正に送金し横領した疑いで、当時の会社の経営者と病院の理事の男2人が25日までに逮捕されました。病院側は被害額が1億円以上にのぼると告訴していて、警察は余罪があるとみて捜査しています。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、宮崎県高千穂町に住む無職・北浦勝容疑者(52)と、沖縄県名護市に住む派遣社員・高吉薫容疑者(39)です。 警察の調べによりますと、高吉容疑者は病院の理事だった当時の2021年10月29日、管理していた病院の通帳の口座から、北浦容疑者が経営していた会社名義の口座へ、3回に渡って現金あわせて3000万円を不正に送金し横領した疑いがもたれています。 北浦容疑者は当時複数の会社を経営していて、高吉容疑者はその会社の社員。2人は2021年10月頃から被害にあった病院の経営にも関わるようになり、高吉容疑者が病院の理事になって立場を悪用したと見られています。 警察は病院から翌年11月に告訴を受けて捜査し、口座の現金の流れなどから2人の容疑を固めました。容疑の認否は明らかにされていません。 病院からの告訴では被害額が1億円以上に上るとされていて、警察は横領したと見られる現金の使い道や動機のほか、余罪などを調べています。