「政府への憎悪をあおる出版物を販売した」として、香港警察は、書店の責任者2人を逮捕しました。 香港警察は25日、政府や司法機関への憎悪をあおる出版物を販売したとして、国家安全条例違反の疑いで30代の男女2人を逮捕したと発表しました。 24日には、書店と容疑者の自宅を捜索し、書籍などを押収したということです。 2人が海外の政治団体から資金提供を受けた疑いもあるとしています。 香港メディアによりますと逮捕された一人は、香港民主派の元区議会議員だということです。 この書店では、「リンゴ日報」の創業者で国家安全維持法違反などの罪で有罪判決を受けた黎智英氏の伝記なども扱っていて、香港では数少ない独立系書店として知られていました。 今年3月にも別の書店の責任者らが同じ容疑で逮捕されていて、書籍販売をめぐって香港当局が神経を尖らせていることがうかがえます。