広島県三原市の会社敷地の地中から、市内の自営業徳田雅希さん(当時29)の遺体が見つかった事件で、県警は29日、広島市南区の無職倉本幹太容疑者(29)を徳田さんへの強盗殺人容疑で逮捕し、発表した。 捜査関係者によると、倉本容疑者は徳田さんの知人だという。 この会社敷地から約40キロ離れた広島県東広島市で2月、リフォーム会社役員の川本健一さん(当時49)が自宅で殺害された事件があった。県警が東広島の事件の捜査中に情報を得て、徳田さんの遺体を見つけた。 捜査関係者によると、倉本容疑者は川本さんのリフォーム会社の従業員だった。 県警によると、倉本容疑者の逮捕容疑は3月9日、三原市沼田2丁目の会社敷地で、徳田さんへの借金約700万円の支払いを免れようと、地面に掘られた穴の中に徳田さんを埋めるなどして、窒息死させた疑いがある。 倉本容疑者は勤務先の川本さんの会社から現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕、起訴されている。 起訴状によると、昨年、架空の工事で取引先に外注費を振り込むなどとうそをつき、会社から現金約392万円をだまし取ったとされる。