発生から4年が経過した大分県別府市の大学生死亡ひき逃げ事件。これまでに寄せられた目撃情報は約1万2千件にのぼり、その半数近くが関東地方に集中していることが分かりました。 ■容疑者の行動範囲拡大か 捜査の最前線を担うのは、大分県警捜査一課・特別捜査隊の河野友隊長です。特捜隊は殺人などの凶悪事件を専門とする組織であり、河野隊長はそのトップとして、この4月から陣頭指揮を執っています。 河野特捜隊長: 「事件から4年という月日が経過していますので、容疑者の行動範囲も広がっている可能性もあります。そういったことも視野に入れて、活動場所のエリアを拡大しているところです」 県警が特に力を入れているのが、県外へのアプローチです。これまでに寄せられた八田容疑者に似た人物の目撃情報は、6月25日までの4年間で1万2370件に上ります。このうち、県外からの情報が1万件余りで、関東での目撃情報が半分近くを占めています。 河野特捜隊長: 「皆様からお寄せいただいた目撃情報をもとにした追跡捜査を中心に、様々な捜査を展開しているところです。情報の件数は、少しずつ減ってきておりますので、些細な情報であっても幅広く提供いただきたいと思っております」 ■「無念を晴らしたい」 事件から4年。現場には、今も亡くなった大学生に供えられた花が絶えることはありません。この場所に立つたび、河野隊長の胸にこみ上げるのは容疑者に対する強い憤りです。 河野特捜隊長: 「被害者やそのご遺族、ご家族のお気持ちを考えると、一刻も早くやはり八田容疑者を見つけ出して逮捕し、無念を晴らしたいとそういう思いが強くなります。逮捕するという強い信念のもと、あらゆる捜査を尽くしていきます」 事件の風化を許さず、一刻も早い解決へ。警察による捜査は、現在も全国規模で続けられています。 【情報提供先】大分県別府警察署捜査本部:0977-21-2131