空き巣の男「格好つけたく」 盗んだ金で“すし”おごる

高級ずしをおごっていた男が、空き巣の疑いで逮捕されました。 福岡県内の高級すし店で、店内の客全員のすし代およそ30万円をおごったという男。隠居したイチゴ農園経営者と名乗っていましたが、30万円は実は空き巣で盗んだ金だったのです。 福岡・熊本などで鍵をかけずに家を空ける農家を狙い、空き巣など63件を繰り返したとみられ、被害総額は931万円余り。 逮捕・起訴されたのは、71歳の無職・稲垣一則被告です。 稲垣被告供述 「格好つけたかったからおごりました」 生活苦から盗みを始めたはずが、いつのまにかおごる目的に変わったとみられ、逮捕された際、所持金は4000円でした。 イチゴ農家を名乗っていた稲垣被告。途中から車のナンバーを「15-83」、つまり「イチゴヤサン」に変更していたということです。 30日、懲役3年10カ月の実刑判決を受けました。

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