島根県出雲市の住宅の庭に男性2人の遺体を埋めて遺棄した疑いで逮捕された男の身柄が6月27日、送検されました。一方、被害者とみられる男性の知人からは悲痛な声が聞かれました。 高井和代 記者 「現場は閑静な住宅街のあちらの家で、周辺には規制線が張られています」 6月26日未明、出雲市大津町にある住宅で身元不明の男性2人の遺体が発見されました。2人とも頭部と腹部に出血を伴う外傷があり、深さ30センチの穴にうつ伏せで埋められていたということです。 この家に住むのは父(85)と長男(55)。いずれも連絡が取れないことから警察では遺体は父親と兄とみて今後、DNA鑑定を行い身元の特定を進める方針です。 司法解剖の結果、死因は外傷性ショックで、死後3日程度経過していることが分かっています。そして、2人の遺体を遺棄したとして死体遺棄の疑いで逮捕されたのは一家の次男にあたり住居不定の男(49)。警察は、現場検証や事情聴取などから男の犯行を特定し、逮捕に至ったとしています。殺人事件も視野に捜査が行われています。 そして、逮捕翌日の6月27日。 大坪千成 記者 「午前8時です。容疑者を乗せた車が出雲署を出発していきます」 出雲警察署から松江地検に身柄が送検されました。 そうした中、取材班は被害にあったとみられる、容疑者の男の兄について同級生に話を聞くことができました。 兄の同級生 「彼のことを悪く言う人は一人もいなかったですし、誰とでも話をかければ話をしてくれる子」 「正直びっくりですね…まさか彼がという風な印象でした」 男が遺体を遺棄したとみられる時期は6月20日の午後7時半頃から25日の午前10時半頃までの間とみて警察は捜査。男は警察の調べに対し、死体遺棄容疑について「否認します」と供述しています。