「香港国家安全維持法」の施行から30日で6年となりました。今月には新たに法令を整備するなど行政の権限強化が進んでいます。 「香港国家安全維持法」は2020年6月30日に反政府的な活動を取り締まる目的で施行されました。 施行後は民主派の政治家や活動家などが相次いで逮捕されていて、香港当局は今月24日にも政府などを中傷する内容の出版物を販売したなどとして書店の店主らを逮捕しています。 香港メディアによりますと、施行後から今年4月1日までに国家の安全を危険にさらした疑いで394人を逮捕、うち180人が有罪判決を受けたということです。 また、香港政府は今月9日に新たな法令を整備。行政長官が別の法律上の犯罪についても「国家安全に関わる」と認定した場合、国家安全事件として捜査や司法手続きを適用できるというもので、行政権限の強化との指摘も出ています。