奄美大島で国指定の天然記念物オカヤドカリを捕獲し、中国籍の男2人が先月、逮捕された事件。2人を目撃した奄美市の女性は「見るからに怪しかった」と当時の状況を語りました。 この映像は、奄美大島の海岸で先月23日午後5時ごろ撮影された映像です。 1人の男が舟をこぐオールのようなもので地面を探って茂みの奥に行ったあと、もう1人の男が抱えるリュックに何かを入れているように見えます。 ■見るからに怪しかった この映像は、奄美市に住む30代の女性が撮影したものです。女性によりますと、茂みの中から素手で何かを拾って、もう1人の男が持つリュックに入れていたということです。 怪しいと思った女性は集落の区長に報告し、区長が警察に通報。 警察は、国の許可を受けずにオカヤドカリ12.8キロを捕獲した文化財保護法違反の疑いで、いずれも中国籍のドン・ジンフイ容疑者(28)とホアン・チュンジェ容疑者(33)を逮捕しました。 映像を撮影した女性は「2人にあいさつしたが返事はなく、視線もきょろきょろしていて、見るからに怪しかった」ということです。 ■中国で観賞用として人気 奄美大島では、去年5月にも販売目的でオカヤドカリ5200匹を捕獲したとして、中国籍の男3人が逮捕され、有罪判決を受けています。 国の許可を得てオカヤドカリを販売している沖縄の業者によりますと、オカヤドカリは6年ほど前から観賞用として中国で人気で、色や種類によっては末端価格1匹2万円ほどで売買されるケースもあるということです。