「親ロシア」ウクライナ新興財閥狙った爆弾テロで関係者1人を逮捕後に釈放=モナコ

モナコの捜査当局は1日(現地時間)、ロシア寄りとされるウクライナの新興財閥を狙った爆弾テロ事件について、外国籍の1人を拘束した後、同日中に釈放したと明らかにした。 モナコ検事総長名義の声明によると、捜査当局はこの日午前、外国籍の人物1人をモナコで拘束した。AP通信などが伝えた。 声明は、「追加の確認が必要と判断し、警察の勾留下で事情聴取を行った」としながらも、この外国籍の人物は同日午後に釈放されたと明らかにした。 ただし、この人物の身元や捜査対象となった理由などについては言及しなかった。 先月29日、モナコの住宅建物1階で手製爆弾が爆発する事件が発生し、ウクライナの新興財閥バディム・イェルモラエフ氏夫妻と13歳の息子が負傷した。 検察は、比較的軽傷だった夫妻の息子からは事情を聴いたが、重傷を負った夫妻は依然として話ができる状態ではないと説明した。 イェルモラエフ氏はモナコ在住の富豪で、ロシア占領下のクリミア半島で酒類関連事業を展開していたことから、2023年12月にウクライナ政府の制裁対象となったとされている。 夫妻の住居に爆発物を設置した容疑者はフランスへ逃走したとみられている。モナコ当局はフランスの捜査当局と協力し、容疑者の行方を追っている。

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