東京・羽田空港で多額の現金を運搬中のグループが襲撃された強盗未遂事件に絡み、直前に現場近くでひったくりをしようとしたとして、警視庁暴力団対策課は、窃盗未遂の疑いで、住居・職業不詳、小山義翔(よしと)容疑者(20)ら16~22歳の男計4人を逮捕した。同課は強盗未遂事件との関連も調べる方針。 4人の逮捕容疑は1月30日午前0時すぎ、共謀して羽田空港(大田区)の駐車場内で20代の男性のパソコンなどが入ったボストンバック2個を盗もうとしたとしている。同課は認否を明らかにしていない。 同課によると、4人は地元の先輩、知人関係にあり、主犯格とみられる小山容疑者ら3人が実行役、1人が見張り役とみられる。事件の約2分後には羽田空港第3ターミナル付近の駐車場で現金約1億9000万円を運搬中のグループが催涙スプレーで襲撃される強盗未遂事件が発生。両事件に使用された車両は酷似していた。 両事件の約2時間半前の1月29日午後9時半ごろには、台東区東上野の路上で現金約4億2300円が入ったスーツケース3個を盗まれた窃盗事件も起きており、警視庁は3月以降、暴力団幹部ら計10人を逮捕している。羽田事件と近い時間に発生し、催涙スプレーを用いる手口も類似していることから関連を視野に全容解明を進める。