「ペットがいたら生活保護NG」は“誤り“だが…ごはん代、治療費、不妊手術、住居確保 直面する「お金」の問題

生活保護を受給しながら犬や猫と暮らすことについて、ネット上でしばしば議論が巻き起こります。 「お金がないなら飼うな」「税金でペットを養うなんて許されるのか」または「生活保護を受けたいけれど、犬や猫がいるから無理だと言われた」など。 しかし、生活保護と動物をめぐる問題は、SNSで騒がれるような当事者の「勝手」や「甘え」という単純な次元の話ではありません。 現実問題として、「すでにペットを飼育している人が、突然の病気や失業、災害などの予期せぬ不幸によって生活困窮に陥り、生活保護を必要とする状況になってしまった」というケースも多々あり、ただ「ペットを手放せ」と切り捨てるだけでは、当事者の生活再建のための根本的な解決にはならないのです。 一方で、生活保護は公的資金を用いて個人の生活を保障する制度です。したがって、この問題は非常に複雑でデリケートな様相を呈しています。(行政書士・三木ひとみ)

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