産経元記者の矢板氏、台湾で中国籍の男に殴られ負傷 外交部「越境弾圧」と非難

【台北=西見由章】産経新聞の前台北支局長で台北を拠点とする民間シンクタンク「インド太平洋戦略シンクタンク」執行長の矢板明夫氏(53)が6日、台湾中部・台中市のホテルで男に殴られ負傷した。台湾メディアによると、警察は容疑者の男(33)を台中国際空港で逮捕した。 台湾の外交部(外務省に相当)は6日、逮捕されたのは「中国籍の香港人」と発表。中国の民族団結進歩促進法が1日に施行されて以降、初めての「越境弾圧暴力事件」だと非難し、国際社会に対し「中国による越境弾圧の乱用にともに対抗」するよう呼び掛けた。 矢板氏は台湾の財団法人が主催したイベントで講演した後、後をつけてきた男に顔を殴られたという。 矢板氏は産経新聞の北京特派員や台北支局長などを歴任し2024年に退職。同年に中華民国(台湾)籍を取得したことを昨年、公表していた。

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