消印を除去した郵便切手をフリマサイトで売った疑い 会社役員を逮捕

消印を除去した郵便切手をフリーマーケットサイトで売ったとして、広島県警大竹署は8日、鹿児島県霧島市の会社役員の男(44)を郵便法違反(切手類を偽造する等の罪)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、男は2023年4月、320円切手184枚に押された消印を自宅で除去し、フリマサイトに計5万円で出品。購入者に対し、未使用の切手を装って発送した疑いなどがある。 署によると、購入者は消印が除去されていたとは知らなかったという。 23年2月ごろ、広島県大竹市内の郵便局から署に、偽造切手が使われた疑いで相談があった。署は、使用者の自宅で消印が除去された切手を発見。さらに売り主の男の自宅から、同様の切手や、消印が押されたままの切手を大量に見つけたという。(遠藤花)

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