東京地検特捜部は10日、株の売却益を隠す手口で、所得税約7億8400万円を免れたとして、所得税法違反の疑いで住居不詳、会社役員、藤原大介容疑者(42)を逮捕した。特捜部は、認否を明らかにしていない。 藤原容疑者は、中古ブランド品買い取りサービスなどを運営する「STAYGOLD」(東京都品川区)の元代表取締役。 逮捕容疑は、自らの所得税を免れようと考え、実際には自身が行った株の売却を、会社が出資者の分からない「匿名組合」の事業として行ったように装うなどして隠匿。期限までに確定申告書を提出せずに、令和4~5年分の所得計約52億5500万円に対する所得税、計約7億8400万円を免れたとしている。 匿名組合は、事業に出資した組合員が、出資額に応じて利益の分配を受けられる制度。出資者は匿名で関与するため、表に出ない。