「全部出せ、全額」【江別大学生集団暴行死】別れ話から強盗致死罪へ…面識なき主犯格はなぜ暴走?「酌むべき点は皆無」当時18歳の男 13日初公判へ《連載(1)》

2024年10月、北海道江別市の公園で当時20歳の大学生、長谷知哉さんが衣服を脱がされた状態で発見され、その後死亡が確認された集団暴行死事件。 13日から、主犯格とされる当時18歳でアルバイトの男ら2人の裁判員裁判が札幌地裁で開かれます。 ■問われる「強盗致死罪」 今回の裁判の対象となるのは、主犯格とされる当時18歳でアルバイトの男と、共犯で当時17歳のアルバイトの少年の2人です。 起訴状によりますと、2人は、長谷さんの交際相手だった八木原亜麻被告(21)や川村葉音被告(21)、さらに当時18歳の男子高校生と当時16歳の少年と共謀し、2024年10月、江別市の公園で、長谷さんに対して腹や顔などを多数回にわたり殴ったり、蹴ったりする暴行を加えました。 そして長谷さんに対し「全部出せ、全額」「クレジットカードもな」「銀行カードあんのか」などと言い、長谷さんから現金2千数百円、クレジットカード1枚、キャッシュカード1枚が入った財布1個などを奪い、さらに暴行。 長谷さんを外傷性ショックにより死亡させ、奪ったクレジットカードでタバコや弁当などを買い、キャッシュカードから現金12万7000円を引き出したとして、強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗の罪に問われています。 ■事件の端緒…別れ話の交際トラブル 捜査関係者などへの取材によりますと、死亡した長谷知哉さんは、2024年9月ごろから八木原亜麻被告(21)と交際していましたが、その後、長谷さんは「卒業したら東京に行くため遠距離は難しい」と、1年で別れる旨を八木原被告に告げました。 これに腹を立てた八木原被告が、友人である川村葉音被告に相談したことが事件のきっかけでした。 2024年10月25日、川村被告と八木原被告が昼食の最中、八木原被告のもとに長谷さんから荷物の返却に関する電話があり、川村被告は「殴るから来いや」と長谷さんを威嚇。 その後、川村被告の車で、主犯格とされる男(当時18)、アルバイトの少年(当時17)、高校生だった男(当時18)、当時16歳の少年の4人が合流しました。

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