趣里 父・水谷豊が1人5役を務めた初共演作に感激「監督の姿を見て涙が止まりませんでした」

俳優の水谷豊(73)と女優の趣里(35)が11日、都内で父娘初共演作の映画「~Piccola felicita 小さな幸せ~」(監督水谷豊)の初日舞台あいさつに出席した。 報道陣が集まるイベントで共演するのは初。役の雰囲気について趣里が撮影前に言われたことを父に確認するも、水谷は覚えておらず。水谷は「家に帰ってからもう一度話します」と苦笑いした。趣里は「私にとっても凄く特別な映画で、今日を迎えられうれしいです。1話の監督(水谷)の姿を見て涙が止まりませんでした」と口にした。 水谷は企画・監督・脚本・プロデュース・主演の1人5役を務めた。撮影期間18日という驚異的なスピードで撮り上げ「自主制作映画でして、僕が全部やるしかなかったんです。欲張ったわけではないんです。撮影も急遽決まりました」と苦労を明かした。趣里は撮影を振り返り「『何も出てこない』と普段の現場では絶対出てこないせりふなど、ちょっとした甘えは出てしまいましたが、全力で取り組みました」と明かした。 また、小さな幸せを感じる瞬間について、趣里は「今はベイビーもいて、撮影中のドラマのセリフを覚えるのが大変なのですが、せりふが1、2回で入っている時は小さな幸せを感じます」とほっこりしたエピソードを披露。水谷は同じ質問に対し「映画の中で僕の孫の写真が出てきますが、あれは(本当の)僕の孫ではございません」と断りを入れ、会場が笑いに包まれる場面もあった。 水谷は「ホール上映は映画館のない街でも上映したいという思いがあった。全国24カ所回りました。撮影中は上映が決まっていなかったんです。出演の方の事務所には映画とも言えなかったんです。皆さんよく出てくれたなと思います」とコメント。役づくりについては「僕にしては珍しく犯人を逮捕しない役で、僕は出る予定じゃなかったんです。最後までキャスティングが決まらなかった。そこに予算表が回ってきて、僕がやることになった」と説明した。 映画は異国情緒が漂う町の小さなホテル「ピッコラ・フェリチタ」を舞台に、人生の岐路に立つ60代、40代、30代の男女3組が織りなすヒューマンドラマを描く。

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