W杯から外されたオランダ人38歳審判が急死 性的暴行容疑で逮捕も不起訴、突然の訃報に衝撃

オランダサッカー協会(KNVB)は13日、同国の審判ロブ・ディーペリンク氏が死去したことを発表した。38歳だった。 英『BBC』によると、ディーペリンク氏は北中米ワールドカップでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を担当する予定だったが、5月にFIFAの担当審判団から外されていた。 その背景には、4月に欧州カンファレンスリーグの審判を務めるためにイギリス・ロンドンのホテルに宿泊していた際、未成年に対する性的暴行容疑で逮捕されたことがあった。しかし、ロンドン警視庁は防犯カメラ映像や電子機器などあらゆる証拠を精査した結果、立件に必要な証拠が不足しているとして不起訴を決定。捜査は打ち切られていた。 ディーペリンク氏はその後、オランダ紙『De Telegraaf』のインタビューで「私は誤って告発された。警察の捜査には全面的に協力し、FIFA、UEFA、KNVBにもすべてを開示した」と潔白を主張。一方で、「W杯の担当から外されたことには失望している」と胸中を明かしていたという。 死因は公表されていない。 KNVBは「優秀な審判であるだけでなく、親切で献身的な同僚を失った」と追悼コメントを発表。FIFAも「深い悲しみとともに訃報に接した。サッカー界を代表して、家族や友人、オランダサッカー協会に心から哀悼の意を表する」と声明を出している。 ディーペリンク氏は2017年からエールディビジで笛を吹き、EURO2024ではVARを担当。今後も国際舞台での活躍が期待されていた中での突然の訃報となった。

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