北海道旭川市で2024年に女子高生が殺害された事件の判決公判で法廷に男性が押し入って建造物侵入容疑で現行犯逮捕されたことを受け、旭川地裁は15日、検証結果を明らかにした。地裁によると、男性は「傍聴席にいる親族に『家族が危篤だ』と伝えたい」などと言って傍聴券を持たずに廷内に入った。 判決公判は6月22日に開かれ、地裁によると、当日は傍聴券を発行した上で法廷前の通路に金属探知機の検査エリアを設定したほか、警備担当の職員も配置。立ち入り限定区域を設けたにもかかわらず、男性は職員の制止に応じずに侵入した。 地裁によると、男性の切迫した様子に職員が傍聴人入り口への接近を許してしまった。男性の親族が傍聴していた事実は確認されなかったという。 地裁は「侵入を禁止する対応が徹底できていなかった。今回を教訓として警備態勢を徹底するなどして再発防止に努めたい」とした。【横田信行】