医業停止処分を受けているにもかかわらず、医療行為をしたとして逮捕・起訴された医師の男(39)が、元勤務先の医療施設に繰り返し侵入し、患者のカルテなどが保存されているデータに不正にアクセスした疑いで再逮捕されました。 和歌山市に住む医師の平田桂資被告(39)は窃盗と麻薬取締法違反を理由に3か月間の医業停止処分を受けていたにもかかわらず、去年12月から今年2月までの間、大阪府内の勤務先などで診察などの医療行為を行った疑いで6月に逮捕され、その後起訴されています。 その後の警察の調べで、平田被告が今年3月、過去に勤務し、すでに退職していた大阪府泉佐野市内の医療施設に2度にわたり侵入し、施設内のパソコンから、患者のカルテなどの個人情報が保存されたデータに不正にアクセスしたとして、平田被告を不正アクセス禁止法違反と建造物侵入の容疑で再逮捕しました。 警察によりますと、医療施設のスタッフが、施設に侵入した平田被告を発見し、「許可なく来ないように」などと警告しましたが、その後も侵入を繰り返したことから、施設側が警察に相談し、現時点で患者の情報のコピーや流出は確認されていないということです。 平田被告は、警察の調べに対し「(勤務していた医療施設の)患者の状態が退職以降にどうなっているか気になった」などと容疑を認めているということで、警察が経緯を詳しく調べています。