岩手県教育委員会は15日、教職員の不祥事防止対策を公表した。児童・生徒への性暴力や飲酒運転をテーマにした動画を製作するほか、免職で失われる退職手当の額をまとめた資料を作り、研修で活用するという。 県教委によると、懲戒処分の件数は2022年度31件、23年度23件、24年度22件、25年度15件。対策公表前日の14日にも、盛岡四高の男性教諭(48)が女性に対する不同意わいせつ容疑で逮捕されるなど、不祥事が後を絶たない。 主な再発防止策は、心理学などの専門家の協力で研修用動画を製作▽不祥事を起こした人が失う職場での地位や、離婚をはじめとする家庭での不利益を具体的に認識できる資料を作成――など。定期的にトイレや更衣室を巡回し、盗撮目的のカメラが設置されていないか確認するといった既に実施している取り組みも徹底する。 佐藤一男教育長は記者会見で、「重大事案の続発は異常事態。教育への信頼回復に全力で取り組む」と語り、陳謝した。【山田英之】