岡山市の民家に匿流2グループ侵入 容疑で岡山県警 男4人摘発 闇バイトサイトで同じ情報把握か

岡山県倉敷市内での空き巣に絡み、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の男女11人が岡山県警に逮捕された事件で、このグループの一部メンバーが他に標的としていた岡山市の民家に、別の匿流の男4人が11日前に侵入し、現金やバッグを盗んだとして摘発されていたことが16日、関係者への取材で分かった。住民の資産情報などを掲載する「闇バイト」関連を扱う交流サイト(SNS)を通じ、複数の匿流が同じ住民の情報を把握し、相次いで犯行に及んだ可能性が高いとみられる。 11人や4人のグループの一部メンバーは窃盗罪などで既に有罪判決を受けている。関係者の話や判決内容によると、11人のグループのメンバーら5人は昨年10月31日、岡山市内の民家に忍び込もうとしたが、近くに近隣住民がいたため犯行は未遂に終わった。一方、4人のグループは11日前の同20日に同じ民家に侵入し、現金400円のほか、手提げバッグなど4500円相当の家財道具を盗んでいたとされる。 4人のうち2人は実行役で、残り2人は周囲を見張る役割を担っていた。いずれも氏名不詳の人物から指示を受けて犯行に及んだという。 県警などによると闇バイト関連のSNSは、空き巣事件などに悪用される「案件チャンネル」と呼ばれるもので、岡山県を含む各地の住民情報が掲載されている。自宅の住所や資産状況に加え、金品があるとみられる部屋の位置なども書き込まれており、こうした情報は私生活に関するSNSの投稿から特定されるケースも多いとされる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加