広島が大きく揺れている。 広島は7月17日、矢野雅哉の出場選手登録を抹消した。 「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを広島の羽月隆太郎元選手に譲り渡したとして逮捕、起訴された男と矢野のツーショット写真を写真週刊誌「FLASH」のオンライン版が、掲載したことを受けての対応。 鈴木清明球団本部長は矢野がエトミデートを使用したという事実は確認できていないとしたが、そういった疑惑を持たれる選手が1軍でプレーすることに「抵抗がある」とコメントしたと報じられている。 一方、週刊誌報道では広島のほかの選手が起訴された男と同席している写真も掲載している。今回、矢野は特に親密とみなされたということではあるが、ファンの間では心配が募っている。 新井貴浩監督も今回の件を受けて「たくさんの方にご心配、ご迷惑をおかけして申し訳なく思っています」と羽月のときと同様に謝罪コメントを出す、異常事態となっている。 プロ野球は社会の文化公共財の使命もあり、球場には家族連れ含め、多くのファンが応援に訪れる。薬物疑惑を抱えた選手が在籍しているとなれば、ファン離れも心配される。 今回の矢野抹消の事象を受けてファンの間でも「同じく報道にあったほかの選手は?」「本人もほかの選手も集中しきれないだろう」「本当にこれで全てなのかな?」「やはり球団が何らかのアクションを起こしてほしい」「新井監督は悪くない」「モチベが下がる」「野球に集中できる環境にない」と様々な声が上がっている。 17日の阪神戦(マツダ)は2-4と敗れ、阪神に対し1試合3死球と荒れた試合にもなった。首位の阪神とは11.5ゲーム差の5位に沈む。まずはファンが気持ちよく応援できる体制を整えることが球団にとって急務となりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]