【07月28日 KOREA WAVE】韓国南東部の慶尚北道慶山市で友人を殺害した後、全裸で街を歩き回ったチョン・ジェファン容疑者(24)の行動について、犯罪心理学者が「極度に凶暴な事件で、血の付いた服が不快だったため無意識に脱いだ可能性がある」と分析した。 京畿大学犯罪心理学科のイ・スジョン教授は、チョン容疑者が犯行後に取った行動について「被害者を殺害した後、血まみれになった服が不快だったのだろう」と説明した。 イ・スジョン氏は「酒を飲んで全裸で歩き回る例は珍しいが、理性を失い、ぬれた服を脱ぎ捨てた事例はある」と指摘。「誇示する目的というより、湿った服が不快だった可能性がある。服が水にぬれると体に張り付いて気持ち悪く感じるように、本人も無意識に脱いだのかもしれない」と述べた。 チョン容疑者が全裸のまま近くのコンビニに入り、バナナ牛乳を盗んだことについては「当時も衝動を抑えられない興奮状態だったとみられる」と分析した。 さらに「殺害後、興奮した状態で自宅を出たものの、その後に我に返って戻った可能性がある。衝動を制御できない極度に凶暴な事件に見える」と述べた。 被害者の遺族は、首やすね、手首などに切断を試みた痕跡があったとして、死体損壊容疑を追加するよう求める告訴状を警察に提出している。 これについてイ・スジョン氏は「死体を損壊しようとしたのであれば、その時点で正常な判断能力が残っていたとみる余地がある。酒に酔っていて記憶がないという供述は説得力に欠ける」と指摘した。 また、死体を損壊しようとしたのが殺害直後だったのか、屋外を徘徊して帰宅した後だったのか、行動の順序が重要だと説明。警察の捜査を通じ、計画性や故意の有無を詳しく判断する必要があるとした。 チョン容疑者は4日、慶山市河陽邑のマンションで、一緒に酒を飲んでいた友人を刃物で何度も刺して殺害した疑いが持たれている。その後、全裸で街を歩き回り、自宅に戻ったところを警察に逮捕された。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News