釧路市の障がい者支援施設で、入所者の男性に複数回にわたり暴行を加えけがをさせた疑いで逮捕されていた元職員について、釧路地検は一部の暴行や傷害について不起訴処分としました。 釧路市の障がい者支援施設「鶴が丘学園」の元職員、阿部弘樹被告31歳はおととし3月、入所者の当時44歳の男性に暴行を加えけがをさせた疑いで逮捕されていました。 施設側によりますと、男性は暴行を受けた翌日、「転倒による急性硬膜下血種」で死亡しています。 阿部被告はこの男性への別の暴行について処分保留となっていましたが、釧路地検は傷害と暴行容疑について、きのう(28日)付けで不起訴処分としました。 処分の理由について、釧路地検は「捜査を尽くし、公判において適正な判決が得られるか否かという観点から慎重に判断した結果、不起訴処分とした」としています。 阿部被告は死亡した入所者への暴行の罪で起訴されていて、初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めています。