“受け子”と“回収役” 公衆トイレ個室の扉越しに現金受け渡し…息子の不倫示談金名目で300万円詐取容疑 男2人を逮捕

息子を装って「不倫の示談金が必要」とうそを言い、大分市の男性(84)から現金300万円をだまし取ったとして男2人が逮捕されました。2人は、だまし取った現金を公衆トイレの個室の扉越しに受け渡すなど、捜査の目を逃れる手口を使っていたことも分かりました。 詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府大東市出身の製造業の男(46)と、愛知県大治町の職業不詳の男(30)です。 2人は今年4月21日、別の人物らと共謀して大分市の男性(84)に電話をかけ、息子を装って「職場の女性との不倫がばれた。示談金として300万円を支払えば解決できる」などとうそを言い、大分市内の河川敷で現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、当時、46歳の男が弁護士事務所のスタッフを装って男性から現金を受領。その約3時間後、大分市内の公衆トイレの個室に入り、外に現れた30歳の男に対して扉の上から現金を渡して引き継いだということです。 その後、男性のもとに本当の息子から電話があったことで被害が発覚。警察は防犯カメラの映像解析などから容疑者を特定し、29日に2人を逮捕しました。 46歳の男は今年4月と5月にも、別の詐欺事件で奈良県警に逮捕されています。 警察は、2人が特殊詐欺グループの「受け子」や「回収役」として関与していたとみて、全容解明を進めています。

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