【07月30日 KOREA WAVE】韓国・慶尚北道慶山市で友人を殺害した疑いが持たれているチョン・ジェファン容疑者(24)が、事件後に全裸で街を徘徊し、自宅へ戻って逮捕されるまでの約1時間の足取りが、防犯カメラ映像から明らかになった。 事件が起きたとみられるのは7月4日午前4時ごろ。チョン容疑者は自宅で友人を殺害した後、午前4時9分ごろ、血まみれの全裸姿で自宅前の路上に現れ、バス停のベンチに座る様子が初めて防犯カメラに記録された。 チョン容疑者は、ひざに手を置いてうつむいたまま約5分間座った後、立ち上がった。午前4時15分ごろには道路を渡ってコンビニに入り、バナナ牛乳2本とストローを代金を支払わずに持ち出した。店の外にいた従業員が、全裸のチョン容疑者を見て驚き、後ずさりする場面も映っていた。店内にいた時間は約30秒だった。 その後、付近を歩き回っていたチョン容疑者は、午前4時25分ごろにパトカーと遭遇した。一度立ち止まった後、方向を変えて歩き出し、警察に向かって手を振りながら、軽く走るように逃げた。 警察官がパトカーから降りるような動きを見せたものの、再びドアを閉め、車の向きを変えて追跡するまでに約4秒かかった。チョン容疑者は歩道の端で左へ逃走したが、パトカーは反対方向の右へ曲がった。警察官がその後、車を降りて追跡したかどうかは確認されていない。 チョン容疑者はパトカーとは反対方向へ約50メートル逃げた後、自宅周辺を約1時間徘徊し、再び自宅へ戻った。警察は午前4時57分ごろ、事件現場となったマンションの廊下でチョン容疑者を逮捕した。 被害者の友人が午前4時58分ごろに撮影した映像には、全裸のチョン容疑者が両手を後ろで手錠につながれたまま、廊下の床を転がりながら抵抗する様子が収められていた。床には複数の血痕があり、警察官2人と消防隊員2人が周囲で状態を確認していた。 チョン容疑者は警察の調べに対し、「酒を飲んでいて覚えていない」と話し、具体的な動機を供述していないという。一方、被害者の友人は、チョン容疑者は酒に強く、事件直後に目撃した際も普通に歩いていたと証言した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News