暴行の疑いで逮捕され、勾留中に体調不良になり、その後、低栄養状態によって死亡した女性の遺族が、兵庫県警に告訴状を提出しました。「人質司法で、16歳の命が失われた」と訴えかけています。 告訴状などによりますと、るなさん(仮名・当時16歳)は去年6月、勤務先だった障害者施設の利用者に暴行した疑いで、兵庫県警に逮捕されました。るなさんは否認していましたが18日間拘束され、取り調べで「少年院に行きたいんか」などと自白を繰り返し迫られ、体調を崩し救急搬送されたということです。その後、不起訴処分となりましたが、PTSDなどによる摂食障害が続き、去年12月、低栄養状態により死亡しました。 遺族は「自白を得るために拘束し死亡させた」などとして捜査を担当した警察官3人と検事1人に対する告訴状を兵庫県警に提出しました。 ABCテレビの取材に対して、兵庫県警は「個別事案の詳細は、お答えは差し控えさせていただきます」とし、神戸地検は「報道は承知しているが、捜査機関の活動内容に関わる事柄であり、コメントすることは差し控える」としています。