高知県教育委員会は、職場関係者の女性に口止めを強要しようとした疑いで逮捕された31歳の中学校教諭を、15日付けで懲戒処分としました。 懲戒処分を受けたのは、室戸市・佐喜浜中学校に所属していた男性教諭(31)です。(※所属は処分日=9月15日時点) この男性教諭は2026年6月、徳島県海陽町の飲食店で、職場関係者の女性を「校長も学校も、殺しにかかるつもりやき」「誰かに言うたら、どうなるかわかるやろ」などと脅迫し、口止めを強要しようとした強要未遂の疑いで、7月に逮捕されていました。 その後、7月27日に高知簡易裁判所が脅迫の罪で罰金20万円の略式命令を出しています。 ■生徒に「おまえ」「アホ」と指導⋯ 県教育委員会によりますと、この男性教諭は6月の事件発生以前、生徒に対して「おまえ」「アホ」といった言葉を使ったり、女子生徒に肘・腕を当てたりして、不適切な言動・指導をしていたということです。 このため、校長や室戸市教育委員会が、この教諭に対して何度か事実確認・指導し、教諭本人も不適切な言動・指導を認め反省していました。 こうした中、男性教諭は校長が置いていた「メモ」を見つけ、その内容から「不信感」を覚えたということです。 ■メモには「男性教諭は、この先教壇には立てない」と記され⋯ 校長が置いていたメモには、「繰り返し指導していた。男性教諭は、この先教壇には立てない」といった内容が記されていました。 このメモを見た男性教諭は、「校長から『繰り返し』指導を受けた覚えはない」と不信感を覚えたと言います。 さらに教諭はインターネットで調べたところ「『繰り返し』指導を受けた教諭の処分は重くなる」などと書かれたサイトを見つけ、不安感や、学校・校長への不信感を募らせていったといいます。 そうした中、保護者から教諭の不適切な言動・指導があったことについて相談があり、学校が保護者会を開くこととなりました。 ■「保護者会で、虚偽の説明をされるのでは⋯」不信感が募り事件に⋯ 県教委によりますと、男性教諭は「学校は保護者会の場で、虚偽の内容を説明するのでは⋯」とより不信感を抱き、女性に愚痴をこぼす中で、今回の事件につながったということです。