マカオ、カジノディーラーが不正行為繰り返す…親族の客と共謀し両替時にチップ盛る

マカオ司法警察局は7月31日、勤務中に客に扮した仲間の男と共謀して不正を行い、カジノ運営企業からゲーミング(カジノ)チップを詐取したとして、マカオ人のカジノディーラー職の男(33)と客に扮したその親族(妹の夫)の中国本土居民の男(32)を逮捕したと発表。 同局の発表によれば、同月29日午前にマカオ半島に所在するカジノ施設から「前日(28日)、施設内のゲーミングテーブルにおいて、客の男が額面1万香港ドル(日本円換算:約20万円)のゲーミングチップ1枚をディーラーに手渡し、小さい額面のものに両替するよう要求した後、デューラーが客に3万香港ドル(約60万円)分のチップを戻したことがわかり、詳しく調べたところ、同じディーラーと客の間で同月25〜28日の間に同様の手口が9回繰り返され、計11万1000香港ドル(約223万円)分のチップを詐取された」とする通報が寄せられたとのこと。 通報を受けた同局が捜査に着手し、配備を敷いていたところ、29日に再びこのディーラーが担当するゲーミングテーブルに同じ客の男が現れ、同様の手口でゲーミングチップを詐取したことから、現場で両人を逮捕。 同局によるその後の捜査で、ディーラーと客に扮した仲間が親戚関係だったことが判明。両人は共謀の上、今年(2026年)1月から犯行を始め、これまでにカジノから計60万香港ドル(約1207万円)を詐取し、均等に配分していたという。 同局では、捜査で得られた情報を総合的に判断し、両人を相当巨額詐欺罪で検察院送致するとともに、詐取されたチップの行方を追っているとした。 ゲーミングチップはカジノフロアにあるキャッシャーと呼ばれるカウンターで額面の現金と交換することができる。つまり、現金そのもの。マカオのカジノではチップを狙った犯罪がしばしば発生している。

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