佐賀県内5億円詐欺事件 受け子の71歳男に懲役5年判決 検察官装い2億円持ち去る 佐賀地裁

佐賀県内の当時60代女性が5億円以上をだまし取られたニセ電話詐欺事件を巡り、現金を受け取る「受け子」役で関与したとして詐欺罪に問われた横浜市の無職の男(71)に佐賀地裁は10日、懲役5年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。 山田直之裁判長は判決理由で、検察官や警察官を装って被害者に守秘義務やインターネットの利用禁止を課し、周囲に相談する機会を奪うなどしたとして、「計画的に敢行された巧妙かつ狡猾(こうかつ)な犯行」と非難した。受け子だった被告については「犯行に必要不可欠な役割を担った」との判断を示した。 判決によると、共謀して昨年3月、女性に電話で検察官などになりすまして「逮捕を免れるためには現金を職員に預ける必要がある」とうそを言い、2回にわたって女性の自宅で計2億100万円を受け取り、だまし取るなどした。(取材班)

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